オーストラリアとフランスの科学者たちは、南極に近い南インド洋で新しい大陸が形成されている証拠を発見しました。学術誌「Terra Nova」に掲載されたこの研究は、将来の陸地の基礎となる大陸地殻がこの地域で活発に形成されていることを示しています。
形成の証拠
岩石組成の分析により、典型的な海洋地殻とは大きく異なる構造が明らかになりました。研究者たちは、平均0.001立方キロメートル/年の成長率を記録しており、一部の地域では0.8立方キロメートルに達しています。これらのプロセスは、海洋プレートが大陸プレートの下に滑り込む沈み込み帯で発生し、岩石の融解とマグマの形成につながります。これは大陸形成の初期段階です。
タイムライン
科学者たちは、新しい地殻の成長が約700万〜1200万年前に始まったと推定しています。現在の速度が続けば、この地域に本格的な大陸が形成されるまでにはほぼ同じくらいの時間がかかるでしょう。このプロセスの重要な指標は、既存のすべての大陸の主要な建築材料である花崗岩層の蓄積です。