インド株式市場は2025年4月21日（月）に大幅な上昇を見せ、SensexとNiftyの両指数が急騰しました。この好調な勢いは、祝日により短縮された週に両指数が4％以上上昇したことに続くもので、海外投資の再開と世界的な好材料がその要因となっています。
BSE Sensexは79,105.49で取引を開始し、552ポイント、0.70％の上昇となりました。NSE Nifty50は23,996.50で、145ポイント、0.61％の上昇でした。上昇傾向は一日を通して続き、Sensexは79,400を超えて引け、Niftyは24,100の壁を突破し、2025年1月6日以来の水準に達しました。
Geojit Investmentsのチーフ・インベストメント・ストラテジストであるVK Vijayakumar博士は、この上昇の要因として、インドの回復力のある経済とドルの弱体化を挙げており、海外ポートフォリオ投資家（FPI）を惹きつけています。FPIは過去3回のセッションで10億ドル以上を投資しており、インドの成長の可能性に対する信頼感を示しています。主な上昇銘柄には、Tech Mahindra、IndusInd Bank、HDFC Bankなどがあり、銀行株とIT株が主導しました。