暗号資産の主流採用に向けた動きとして、Bitget WalletがMastercardおよびImmersveと共同で、手数料無料の暗号資産連携カードを発表しました。これは、The Block、GlobeNewswire、Bitget Newsの報道によると、2024年7月3日に発表されました。
このカードは、世界1億5,000万以上の加盟店で、デジタルウォレットから直接支払いを可能にします。オンチェーンのスワップと入金を通じてリアルタイムで資金調達が行われ、利用者はデジタルで申し込み、数分でモバイルウォレットに追加できます。取引は、Mastercardの規制枠組みに沿って、暗号資産から法定通貨への変換を通じてオンチェーンで決済されます。
当初は英国と欧州連合(EU)で利用可能となり、今後数ヶ月のうちに、ラテンアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドへと展開される予定です。Bitget WalletとMastercardからの声明によると、この提携は、暗号資産による支払いを従来の取引と同様にシームレスかつ安全にすることを目指しています。この取り組みは、日本のキャッシュレス決済の普及を促進する上でも、新たな選択肢となり得るでしょう。
この発表は、日本の金融業界においても注目を集めています。暗号資産の利用が、より身近で安全なものになることで、日本の消費者の利便性も向上することが期待されます。 (情報源: The Block, GlobeNewswire, Bitget News, 2024年7月3日)