エルサルバドル、IMFとの合意にもかかわらずビットコイン購入を継続、保有量は6,101 BTCに

エルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領は3月5日、ビットコイン関連活動への政府の直接的な関与を制限する国際通貨基金（IMF）との合意にもかかわらず、同国はビットコインの取得を継続すると明言した。ブケレ大統領は、外部からの圧力があっても、同国のビットコイン購入は止まらないと述べた。同氏の発言後、エルサルバドル国立ビットコイン事務局は新たな取得を確認し、同国の総保有量は約5億3000万ドル相当の6,101 BTCに達した。この発表は、エルサルバドルがIMFからの14億ドルの金融支援パッケージと引き換えに、ビットコイン政策を緩和することに合意したことを受けて行われた。このパッケージには、デジタル資産のより厳格な監督、法的執行措置を通じて取得されたものを除く、自主的なビットコイン購入の禁止が含まれている。IMFとの合意では、企業に対するビットコインの義務的な受け入れの廃止と、BTCでの税金の支払いの停止も求められている。