2025年、トランプ・メディア＆テクノロジー・グループ（TMTG）は、仮想通貨と金融サービス分野への事業拡大を発表しました。同社は、Crypto.comと提携し、新ブランド「Truth.Fi」のもとで、上場投資信託（ETF）を立ち上げます。
これらのETFは、ビットコインやイーサリアムといった主要な仮想通貨に加え、アメリカの産業に焦点を当てた証券にも投資する予定です。このETFは、日本を含む米国、ヨーロッパ、アジアなど、国際的に利用可能になる見込みです。
TMTGはまた、SEC（米国証券取引委員会）に対し、「Crypto Blue Chip ETF」の立ち上げを申請しました。これは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、リップル、そしてCrypto.comのトークンに投資するものです。この動きは、トランプ前政権の仮想通貨に友好的な姿勢と軌を一にするものです。2025年7月9日現在、TMTGの株式（DJT）は、大きな変動を示しています。
このニュースは、日本の投資家にとって、米国の金融市場における新たな動向として注目されるでしょう。特に、仮想通貨への投資は、近年、日本でも関心が高まっており、TMTGの参入は、今後の市場に影響を与える可能性があります。投資を行う際には、リスクを十分に理解し、慎重な判断が求められます。