Googleは、次世代エネルギー源として注目される核融合エネルギーの開発を支援するため、Commonwealth Fusion Systems (CFS)社と提携し、ヴァージニア州チェスターフィールド郡に建設予定の、大規模核融合発電所の開発を支援することになりました。Googleにとって、核融合エネルギーへの商業的なコミットメントは今回が初めてとなります。
このARC施設は、400メガワットのクリーンな電力を生成する予定であり、Googleはそのうち200メガワット分を購入する予定です。この発電所は、2030年代初頭の運転開始を目指しています。
この提携には、GoogleによるCFSへの投資額増加も含まれています。地域住民向けの説明会が、2025年7月14日にチェスターフィールド郡のベンスリー・レクリエーション・センターで開催される予定です。詳細については、追って発表される見込みです。
核融合エネルギーは、地球温暖化対策として、またエネルギー自給率の向上を目指す日本にとっても、非常に重要な技術です。Googleの今回の取り組みは、日本のエネルギー政策にも大きな影響を与える可能性があります。今後の動向に注目が集まります。