チリの観光産業は活況を呈しており、2025年は記録的な国際線到着数と高いホテル稼働率で、成功した夏を迎えています。観光次官のベロニカ・パルド・ラゴス氏によると、2025年1月には846,821人の外国人観光客が訪れ、2024年1月と比較して67.3％増加しました。アルゼンチンは依然として主要な供給市場であり、総到着数の61.2％を占めています。
国立観光局（セルナトゥール）は、2月10日から15日までの53の観光地で69.9％の稼働率を報告しました。これは、2024年の同時期と比較して4.1パーセントポイントの増加です。バルディビア-コラルが92.6％の稼働率でトップであり、続いてランコ湖盆地が91.9％、ラ・セレナ-コキンボが89.5％でした。
北部、中部、南部の各地域の観光地はすべて高い稼働率を記録し、多くが全国平均を上回りました。オーストラル地域も好調であり、アイセン地域とマガジャネス地域にとって好調な夏シーズンであることを裏付けています。米国、ウルグアイ、メキシコからの観光客の増加も注目に値し、ヨーロッパと中国からの観光客の復活も見られます。