2025年7月7日、アルナーチャル・プラデーシュ州の教育大臣、P・D・ソナ氏は、パシガットにあるSpringdale第5IRBn福祉学校にて、生徒の活動と充実を目的としたセンター「Saksham」の開所式に出席されました。この取り組みは、生徒たちの活動に基づいた体験型学習を奨励することを目的としています。
「Saksham」センターは、2020年国家教育政策(NEP)および2023年国家カリキュラムフレームワークに沿い、遊びに基づいた体験型学習を通じて、生徒たちの全人的な成長を支援します。具体的には、デジタル学習ゾーン、図書館、屋内ゲーム、音楽、美術、演劇などの創造的な活動スペースが設けられています。
このセンターはまた、健康、衛生、価値観に基づいた教育といった、生活スキルにも焦点を当てています。ソナ大臣は、これらの取り組みが生徒たちの好奇心と学習への喜びを育む上で重要であると強調されました。このセンターは一般公開されており、パシガットおよび近隣の学校の生徒たちが利用できます。
日本の教育現場においても、近年、子供たちの主体性を育む体験型学習の重要性が高まっています。例えば、小学校での地域探求学習や、中学校でのキャリア教育など、座学だけでなく、実際に体験を通して学ぶ機会が増えています。「Saksham」センターの取り組みは、日本の教育現場にとっても、示唆に富むものと言えるでしょう。生徒たちが、楽しみながら学び、自ら考え、行動する力を育むことが期待されます。