ウクライナとロシアは、2025年5月23日に最大規模の捕虜交換を実施しました。両国はそれぞれ兵士270人と民間人120人を解放し、今後も追加の交換を行う予定です。
この交換は、2022年2月に始まった全面侵攻以降、両国間で行われた最大規模のものです。捕虜交換は、トルコ・イスタンブールでの直接交渉に基づいて行われ、両国は合計1000人の捕虜を交換することで合意しています。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、捕虜交換が完了した後、長期的な和平合意の条件をまとめた草案をウクライナに提示する用意があると述べています。
この捕虜交換は、ウクライナとロシア間の緊張緩和と和平への道筋を示す重要な一歩とされています。