LHC実験が2025年ブレークスルー賞を受賞

欧州合同原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いた4つの国際共同実験(ALICE、ATLAS、CMS、LHCb)が、2025年のブレークスルー賞(基礎物理学部門)を受賞しました。

これらの実験は、ヒッグス粒子の特性の詳細測定や新粒子の発見、物質と反物質の非対称性の研究など、基礎物理学の限界を押し広げる成果を上げています。

日本からは、東京大学、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、筑波大学、お茶の水女子大学、早稲田大学、東京科学大学、東京都立大学、信州大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学の13の大学・研究機関から約160名の研究者がATLAS実験に参加しています。

名古屋大学の素粒子宇宙起源研究所と大学院理学研究科からは、継続的に10名ほどがATLAS実験に参加し、ミューオン検出器の建設・運用やヒッグス粒子のデータ解析などを担当しています。

これらの受賞は、国際的な共同研究の成果として、基礎物理学の発展に大きく貢献しています。

ソース元

  • SciTechDaily

  • Can the Large Hadron Collider snap string theory?

  • Can data from the Large Hadron Collider snap string theory?

  • Can one vanishing particle shatter string theory — and explain dark matter?

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