NASAは最近、地球から約6億5000万光年離れた場所にある、カールドウェル63としても知られるらせん星雲の中心にある死にかけている星の画像を公開しました。巨大で光り輝く目のように見える星雲は、3光年に及び、死にかけている星から放出されたガス層で構成されています。
NASAのチャンドラ、ハッブル、VISTA、GALEX望遠鏡からのデータを組み合わせた観測により、星雲の中心に白色矮星が発見されました。英国王立天文学会の月報(2024年12月)に掲載された研究では、白色矮星が惑星を消費した可能性が示唆されています。惑星は潮汐力によって引き寄せられ、破片が星の表面に落下するにつれて強力なX線フレアを引き起こしました。
天の川の太陽も同様の変容を遂げると予想されており、赤色巨星の段階を経て最終的には白色矮星になり、地球を飲み込んでしまう可能性があります。